セーターと母と仲間と (13) 母の気持ち

  • 2016.03.25 Friday
  • 08:53

「すごく進んだね〜。」

ベッド脇のイスに座り、miko-mikuは母が編む手元を見ながら話しかけました。

「模様編み入っていないから、ただ編んでいくだけだから楽よ。
白のモヘヤにしてよかったわね。きっと良い感じのになるわよ。」

母にそう言ってもらうと、miko-mikuとっても嬉しい(*^^*)。

   heart

母も一休みといった感じで編み棒を置き、笑いながら答え、続けました。

「でも、さすがに親睦旅行までに完成は無理よ。」

miko-miku、急いで答えました。

「もちろんだよ。そんな、もう…。反省してる。疲れちゃうのにお母さんに
無理させちゃって。旅行はもちろんセーター着ていかなくていいし、
とにかく無理しないで。」

「でも楽しいわ。痛くて困っちゃう時あるから、気が紛れていいのよ。」

   heart

笑いながら言う母でしたが、miko-mikuはドキッとしました。

「痛いの…。」

「前ほどじゃないけれどね。時々あちこち痛くなるから困るのよね〜。」

きっとすごく痛いのだと思います。

余計な含みを持たせず、さらりと、でも真っ直ぐに言葉を紡ぐ母に、

miko-mikuはただそれを繰り返すだけで精一杯でした。

「そうだよね…。痛いのは、困っちゃうよね…。」

母が話題を変えました。

 docomo docomo docomo

「染色のお月謝ね、届けてくれてありがとうね。」

「ん? ああ、あれはただ持って行っただけだから。」

「でも、気になっていたからよかったわ。ありがとう。
 何か聞かれた?」

(続きます)

 
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM