ビビリ君だけど

猫を4匹飼っています。
毎年1回ワクチンを打ちに、4匹を順番に猫の病院に連れて行きます。
今年も3匹は無事完了し、問題は残る1匹。
ミルです。ものすごく怖がりです。

過去の去勢手術、ワクチン接種での通院時は、
あまりに震えて、ケージがガガガガと揺れ、
そこだけポルターガイスト現象状態に。

怖がり故えか、病院に連れて行く日は鋭敏に察知して、
こちらが特に目立つ準備をしているわけでもないのに
朝から姿を消してしまいます。
持久戦で、結局病院行きをあきらめ、しばらくすると
ふごふご言いながら
何事もなかったように、
どこかから出て来るのです。

でも、ものすごく怖がりですが、

ものすごくかわいいです。

優しくて温厚な性格で、
他の猫にご飯を取られても、あっさり譲ります。
いつもご機嫌に過ごしてくれています。
病院に行く日以外は…。

病院では看護師さんに
「ほんとにビビリ君なんだからー」と、
愛情を込めながらも「情けない」という感じで言われてしまうのですが、

実際ものすごくビビリ君で、
それはよくよく承知しておりますけれども、
看護師さんとはいえ、身内以外の人にビビリ君と言われるのは
なんとなく面白くないのは
やはり親バカでしょうか。

がんばれ、ミル君。今年はビビリ君なんて言わせないぞ。
さあ、証明しに行こう!
お願いだから、隠れていないで出て来てー。

「お兄ちゃん見えてます。」藤の植木鉢カバーに頭を突っ込み妹あずきに隠れ方を指南するも、
頭隠してなんとかのミル。病院に行く日もこのレベルの隠れ度だと助かるのですが。